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概要

湿地の機能評価に関わる質問群(湿地の機能、価値の社会的重要性、果たしうる機能の程度、機能を果たすための条件、生息域適正評価)に関する回答群をもとに、あらかじめ設定された評価フローに従って湿地の機能を定性的に3段階(High、Moderate、Low)で評価する手法。
地下水の状況、文化的機能、洪水調節機能、浄化機能、生物の状況等、様々な項目に基づいて評価する。

湿地に限定してその機能を定性的に評価する際には有用であるが、その他の場や生態系そのものを評価するには大幅に作り直す必要がある。
同じクラスに属する湿地帯どうして比較して評価するため、異なるクラス間の比較はできない。

目的

 

構造
 ”床舛垢覺囘世鯀択する(社会的重要度、機能の能力、機能を発揮する機会選択)。

 評価レベルを要求精度、収集可能資料、時間などに応じて選択する。

 3撞’修鯢床舛垢襪燭瓩亮遡箏欧謀える。これらの質問は、湿地帯の水文・水理・地形・植生などに関するものである。

 げ鹽群を解釈キーを用いて解析。これにより湿地の機能の程度を3段階(High、Moderata、Low)に分類する。
インプット情報
 「地下水への水の供給」、「洪水調整」「野生生物の多様性と多数性」などの11項目質問群に答えるための環境データ、生物データ。
アウトプット情報
 湿地の社会的重要度や機能に対する評価。
予測能有無の判定
 無

 この手法は湿地帯の機能と、鳥類、魚類などの生息地としての適性度を、社会的重要性、機能を有効に発揮する能力、機能を発揮する機会の観点から定性的に評価をするものであり、環境の数値採点や個々の機能評価を組み合わせて湿地全体の総合評価を行うことは、科学的妥当性に欠けるとの判断から行っていないため。
生態系予測を行なう上での活用方法
 定量予測としての活用方法はない。
生態系の構造と機能の評価
判りやすさ・説明のしやすさ(合意形成ツールとしての活用のしやすさ)
 フローチャートを用いて視覚に訴えることが出来るので、初心者でもわかりやすい。
実用性
適用できる環境区分
 湿地のみ。
適用できる事業区分
適用できる事業段階
参考文献
(1)阪東浩造,鈴木秀男(1997) 開発地域の環境価値評価手法について. 海洋開発論文集Vol.13:225-230.

(2)関根雅彦(2002) 生物生息環境の影響評価手法.水環境学雑誌 25(7):12.

(3)島津康男(1998) 生態系の評価手法.環境アセスメントのここが変わる.408-410.環境技術協会

(4)新保裕美,阪東浩造(1997) 開発地域の環境価値評価手法とその適用. 鹿島技術研究所年俸Vol.45:177-182.

(5)新保裕美,阪東浩造(1998) 米国における沿岸域環境価値評価手法と日本におけるその適用. 火力原子力発電Vol.49(12):1707-1713.

(6)新保裕美,阪東浩造,池谷毅(1999) 米国における環境影響評価手法. 基礎工Vol.27(1):48-50.


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Last-modified: 2011-11-11 (金) 01:28:37